最近Instagramとかカメラ系のブログとかをよくみている影響か、写真をやりたいという気持ちが高まりつつある。
カメラは全く手を出していないわけではなく、一眼だとOM-1は持っている。けれど最近の私は写りの良し悪しはあまり興味がなく、(元からOM-1とかもそういう傾向はあったが)小さく手に収まりがよいカメラが欲しいなぁ、と思っている。シャッター音がしないならiPhoneでもいいのになぁ、とも思っている。
私がお店のカメラをちゃんとさわって試して見たのがコロナになる数年前なのでもう5,6年前になるが、その頃のを思い出すとGRとか軽くてよいなぁ、と思う。(調べたらGR Ⅲの発売が2018年だったので、最後にお店に置いてあるカメラをさわったのはちょうどその頃だと思う。)当時はD810とかかっこいいなぁ、と思っていたのだけれども。
OM-1を買ったのもちょうどその頃だったと記憶している。なぜフィルムカメラを買ったのか、自分でもよくわかっていないのだけれども、なかなか壊れるものでもないし、でも最近は全然さわっていないから一度診てもらった方がよいかもしれない、などと思っている。
当時はレンズと合わせて1kgくらいまでしか自分の体力的に無理だな、などと思っていた(OM-1は700g強で、D810もレンズなしバッテリー込みぎりぎり1kgに収まっている)のに、今ではレンズ合わせて2,300g、くらいがよいなぁ、と思いながら探しているのが、昔祖母が私はできる限り軽いのがいいのよ、といっていたのを思い出す。この折り畳み傘は軽くていいのよ、とかいってた記憶。
OLIMPUSといえばPEN-F、と当時の知識で思って調べてみたら、PEN-Fはオリンパスがカメラ事業を売ったときに廃番になってしまったようだ。当時はそんなのはなっから興味がないから小さいのにばか高いお金持ちの嗜好品などと思っていたのだけれど、今思えば結構魅力的なカメラだったな、と思う。ちょっとしかさわったことないけれども、結構いいのでは?と思っている。ただ、PENシリーズは今も続いているようで、写真を見た感じ小さめで結構良さそうな印象があった。
当時とはお金への考え方が変わったのもある。昔は本当にお金を使ったことがなく、使うのは交通費とちょっとよさそうな文房具を買うのが私の贅沢なお金の使い方だった。とはいってもその頃はシャープペンシルなんて合計で3,4本しか持っていなかったから本当にお金を使っていなかったのだと思う。今はよいと思うなら買ってしまえ、という考えになったので今もう一度カメラをさわって惚れてしまったら気づいたときには買っているかもしれない。
こうカメラの昔話を書いていると色々思い出してきた。当時、いや今もだけれど、私は絵も写真も線の細い好みで重くても大口径で線の細い写真を一度撮って見たいと思っていたのだった。線の細いというと当然出てくるのはLeicaで、Leicaのレンズの綺麗さとかLeicaの大口径レンズの線の細さとかを語っているブログを眺めて一度見てみたいものだ、と思っていた。もちろんブログにはそのレンズで撮った作品が載っているのだけれども当時の私は自分で撮ったものでない写真を信用していなかったのであまりしっかりとみていなかった。ただぼけは綺麗だなぁ、どこにもピントがあっていない写真とか綺麗なんだろうなぁ、と思ったりしていた。
どんどん横道にそれていっているけれどももう少しだけ。
NikonのZ fcを見てこれ私見たことあるぞ、と思ったのだけれど、あまりにも新しいカメラで知っているはずがなく、しばらくNikonのホームページを探していたら旧製品群の中にDfというのがあって、これだ、となった。Dfめかめかしいデザインのカメラが出るというので期待してたし、実際カッコよかったのだけれど、とにかくごつくて、一瞬持った瞬間、あ、これ私には持てないわ、と思った記憶がある。
小さいカメラがよいという話をしていたのにだんだんと大きいカメラの話になってしまっていた。そのうちFUJIFILMの一億画素のカメラの話とかに行きそうなのだけれどああいうのとかハッセルとかは私には扱えないのでちょっと置いておこう。高画質になればなるほどレンズへの要求も高まりパソコンへの要求も高まりどんどんと大変になっていくのは私も知っている。だからこそ小さいカメラがよいと思うわけで、音が鳴ってもよい場面ではiPod touchのカメラを使うのだ。(iPod touchも廃番になってしまったけれどもそれはまた今度書きたいな。)
とりあえず、またどこか出かけたときにでも置いてある店に立ち寄って色々とカメラをさわってこようと思う。SIGMAのfpとかもまだあんまりちゃんとさわったことないからさわってみたいな。
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